「今の住まいで収納スペースの少なさに困っているから
新居では全ての部屋に十分な収納スペースを確保したい」との思いを込めて計画したはずの新居なのに。。。
マンションリフォーム研究所スタッフの近藤です。
収納スペースの不足に悩む人がいます。
一方、収納のコツを知っている人は、
最低限の収納スペースしかなくても、
スッキリと収納できます。
収納スペースがたっぷりだと安心感がありますが、その分、部屋が狭くなるのは嫌ですよね。
そこで今日は、収納のコツについてお話しします。今、あなたの家に収納されている「モノ」には、
「必要とは言えないけれど、いつか使うかもしれないモノ」「使う予定はないけれど、もったいなくて捨てられないモノ」
があることでしょう。過去2年以内に使っていなければ、
それらが無くても生活できます。
ということで、まずはそれらを処分しましょう。
といっても、すべてを捨てる必要はありません。
メルカリやネットオークションなど、インターネットを利用して売ったり、
ブックオフやセカンドストリートなどの店頭で買取を依頼するなどして換金できるものは換金しましょう。
そうすれば、処分することに対しての罪悪感を減らせます。
服や靴、家電など、特定の季節にしか使わないものは、持ち込む時期によって買取価格が変わります。
季節の初めに高値で買い取ってもらえると嬉しいものです。ぜひ試してみてください。
そのように必要でないものを処分する一方で進めたいのが
「どこに何を置くか」を考えることです。
収納には、「集中収納」と「分散収納」があります。集中収納とは、家族みんなが良く使うモノをひとまとめに収納すること。
分散収納とは、使う場所や人に合わせて個別に収納することです。無駄のない収納スペースで部屋をすっきり片付けるには
どこに何を置くべきか、モノの位置を決めることが成功のカギになります。例えば、玄関に置きたいものを考えてみましょう。
靴、傘、掃除道具、車や自転車のカギ、ベビーカー、ゴルフバッグ、コート、帽子、子どもの外遊び用のおもちゃ…。
沢山ありますよね。それらを間取り図に書き込んでみましょう。まだ間取りが決まっていないなら、
ざっくりとした図面を書くだけで大丈夫です。リビングやキッチンなど、
ほかの部屋についても同様に書き込みましょう。そうすれば、「どこに」「何を」「どれくらい」置くかがわかります。
その作業を終えたら、次に考えるのは「どう置くか」です。使い勝手が悪いと、出し入れが面倒になって散らかります。
「どう置くか」を考えるのは、すっきり片付けるためにとても大切な作業です。