こんにちは!マンションリフォーム研究所 スタッフの村山です。
「バリアフリーリフォームを考えているので、成功事例を見てみたい。」
このようにお考えの方は多いでしょう。
そんな皆様に向けて、リフォームの成功事例と気を付けるポイントについてご紹介します。
お客様の悩み解決に役立ててください。
□バリアフリー化で押さえるポイントを紹介します!
床段差を解消する点がポイントです。
昔のマンションでは、排水管や給油・給水設備のために、床に段差があるのが当たり前でした。
その理由は、排水管には排水の流れを良くするために適切な勾配が必要だったからです。
一方新しいマンションは、排水横引き管を配管するコンクリートの床を部分的に下げて施工しているため、廊下の床と洗面所がフラットなものが多くなっています。
このような理由から古いマンションにお住まいの方は、床の段差を解消するリフォームをご検討する方が多いのです。
古いマンションの段差は、部屋全体をフルリフォームすることで解消できる可能性があります。
部屋や廊下の床の高さを高くすることで、床全体をフラットにするのです。
ただし低い床を上げる必要があるので、天井が低くなってしまうという点にご注意ください。
フルリフォームする場合は、床段差の解消の他にも様々なバリアフリーの考え方を採用できますので、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか。
□マンションのバリアフリーリフォームの成功事例を紹介します!
住んでいるマンションの築年数が40年を超え、設備の老朽化が進んできたことからマンションの全面リフォームを行った事例があります。
スケルトンリフォームを行うことで、狭かった3LDKの間取りの部屋を1LDKに変更し、寝室から水回りへの移動を楽にできるよう取り計らいました。
床の段差をなくしてフラットにしたことで、あらゆる場所に目が行き届く空間が生まれたほか、将来的に車いす生活を強いられた場合に備えて、洗面台も低い構造に作り変えました。
リフォームを通して、暗く老朽化が不安視されたマンションを風通しが良く明るい住まいに一新しました。
天然素材の溢れる温かさを備えた環境に変わったことで、居住者も健やかに過ごせるようになりますね。
□まとめ
ここまで、マンションのリフォームに関心のある方に向けて、バリアフリーリフォームの気を付けるポイントと成功事例についてご紹介してきました。
お客様のご理解は深まったでしょうか。
バリアフリー化を行うことで段差を解消できることはもちろん、さらに暮らしやすい住居へと環境を変えられるので、皆さん是非ご検討ください。