こんにちは!
2006年から自然素材の家づくりを名古屋地区で続けている
マンションリフォーム研究所の中尾奈津絵です。
花粉症の症状が目のかゆみやくしゃみだけなら判別しやすいのですが、
咳・鼻水・頭痛・だるさ・嗅覚や味覚の違和感など、
新型コロナに共通する症状もあります。
また、花粉症患者は目や鼻に触れる機会が増えることから、
新型コロナの感染リスクが高まることも懸念されています。
そのため、専門家は
・早めの投薬で症状を抑える
・花粉に接触する機会をできるだけ減らす
などの対策を呼び掛けています。
そこで大切になるのが、住まいの花粉対策です。
今の住まいでどんな対策をしていますか?
新居には、どんな対策を計画していますか?
■玄関
花粉を室内に持ち込まないようにするには、
・花粉除去用のクリーナーやブラシを出し入れしやすい場所
・花粉が付着した衣類やバッグなどを収納する場所
・空気清浄機+コンセントが欠かせません。
洗面所までの動線を最短にすれば、居住空間の安全性を保てます。
リビングなどを通らないと洗面所にたどり着けない間取りにする予定なら、
玄関の花粉対策は特に重要です。
■換気
ストーブやガスレンジなどの燃焼による空気汚染も
花粉症の症状を悪化させる一因です。
そのため、花粉の飛散時期も窓を開けて換気した方が良いとされています。
花粉の侵入を減らすには、
・花粉対策用の網戸を設置する
・換気は飛散量が少ない時間帯に1回あたり10分迄、窓を開ける幅は10cm程度
・レースのカーテンを閉めた状態で換気する
・侵入した花粉は壁際の床に溜まりやすいので、換気後は雑巾などで掃除する
などの方法があります。
また、24時間換気システムは、
・フィルターの性能
・お手入れの方法や頻度
などを比較すれば、より花粉症対策に適したものを選択できます。
■洗濯物
室内に干す場合は、暮らしを妨げない場所の確保のほか、
湿度によるダニやカビを防ぐための配慮も必要です。
花粉の時期でも太陽光で乾かしたいなら、
新築時にガーデンルームを設置するのもいいですね。
広めにすれば、家族団らんや趣味を楽しむ場所としても利用できます。