こんにちは!
2006年から自然素材の家づくりを名古屋地区で続けている
マンションリフォーム研究所の中尾奈津絵です。
私の周囲では、この年末年始は例年通りに外出せず、
家族と自宅でのんびり過ごす方が多かったようです。
感染リスクを減らすには良い行動なのですが、
毎年のように正月太りに悩む方にとっては、
誘惑と戦うのが大変な日々だったのではないでしょうか。
ちなみに、毎年必ず正月太りするスタッフは、
食事や間食を減らしたにも関わらず若干太ってしまったとか。
体重を戻すまでの時間が年々長引いているらしいのですが、
まあ、健康なら大丈夫…ですよね。
■徒歩所要時間とは
徒歩所要時間とは、その名のとおり、
その不動産から各施設へ徒歩移動するのに必要な時間です。
不動産広告で、よく「駅まで徒歩〇分」という記載を見かけますよね。
あの徒歩所要時間を算出するには、
・徒歩1分で80m進むものとし、端数は切り上げる
・直線距離ではなく、実際に通る道路の距離
などのように、時間を算出するためのルールがあります。
じつは、このルールには思わぬ落とし穴があるんです。
■落とし穴って?
・階段や坂など、歩行速度が遅くなりがちな部分も分速80mで計算する
・信号待ちの時間まで考慮されていないので、
交通量や時間帯によっては大幅なズレが出る
・算出したルートが安全とは限らないので、
安全性を優先すると大回りになる可能性がある
・団地から施設までの時間を求めるとき、該当不動産からではなく、
その施設から最も近い団地内の場所が起点になる
■歩いてみましょう
当然ですが、親と子では1分間に歩ける距離は違います。
また、同じ子どもでも、
ランドセルを背負っている時とそうでない時とでは、
歩く速さが変わるかもしれません。
高学年なら大丈夫だろうと思える道路でも、
低学年の子には危険が多く、歩かせたくない道路もあります。
そのため、正確な徒歩所要時間を知るには、その道路を利用する家族が
利用する時と同じ負荷で実際に歩くしかありません。
利用する時間帯に合わせて親子で歩けば、交通量や安全性も確認できます。
寒い時期は大変かもしれませんが、
初めての道を親子で歩くといろんな発見があります。
お天気のいいときにでも、家族と一緒に歩いてみませんか?
ついでにバスや電車内の様子も覗いてみましょう。
満員が苦にならない方なら問題ありませんが、
できるだけ座りたい方にとっては、
車内の込み具合は大切な判断要素になりますから。
朝の5分の貴重さを思うと、
開かずの踏切や時間の短い信号のように、
所要時間を増やす要素の確認も欠かせませんね。