マンションリフォーム研究所 名古屋本店|by バルボア・スタジオ株式会社

 お問い合わせ・ご相談  ☎︎052-934-7581

結露を招く暖房

2363 views
約 3 分
新型コロナウイルス感染症への弊社の対策について

住まいの暖房や換気

マンションリフォーム研究所スタッフの近藤です。

灯油やガスなど、燃料を燃やして室内の空気を暖める暖房器具のことを
『開放型暖房機器』といいます。

ファンヒーターやストーブが、これに該当します。
炭素と水素から成り立っている燃料は、
それを燃やす過程で水を生み出します。
灯油を燃料とした場合、灯油1リットルに対し、
1.1リットルの水分が発生します。

■温度差は結露のもと
家族がいるリビングは石油ファンヒーターで暖房。
隣室は誰もいないから、節約のために無暖房…。
そんな家庭は少なくないのではないでしょうか。

室内と屋外も含め、隣り合った場所の温度差が大きいほど、
結露のリスクは高まります。

外壁や内壁の断熱性を高めても、
室内で水分を生み出す作業を続けていれば
結露を防ぐのは難しくなります。

■国民生活センターによるテスト(2007年)
テストは、換気扇などの設備のない
一般的なプレハブ住宅の6畳洋室の部屋を使って行われました。
設定温度20度での室内空気の汚染を調べるものです。
結果、部屋を閉め切って使用した場合、
わずか10分前後で、二酸化窒素濃度が

健康保護のための目安となる濃度を超えることがわかりました。
高濃度の二酸化窒素は、健康な人でさえ粘膜や気道に刺激を受けたり、
肺の機能低下などの呼吸器障害が発生するとか。
体重当たりの呼吸量が大人よりも多い子どもたちは、
大人以上に影響を受けやすいともいいます。

結露や空気汚染のリスクを減らすため、
住まいの断熱性だけでなく、暖房や換気の方法についても
しっかり考えておきたいですね。

■よくよく考えると…
ストーブの上にはお湯がたっぷりのヤカン。
外干しでは乾かない洗濯物を室内干し。
ポカポカのコタツで、夕食はアツアツの鍋料理。
それらから発生する水分の合計って…。
冬にありがちな光景ですが、よくよく考えてみると怖いですね。

ブログでは話せない情報や定期的にプレゼント付のメールマガジン配信中!!

マンションリフォーム研究所は無垢材や自然素材にこだわり 住まう人と共に呼吸する住まいづくりを提案しています。

マンションリフォームの課題解決のヒントを詰め込んだメールマガジン配信中です。

購読は無料!登録は簡単!是非ご登録ください。

 ブログでは話せない情報や定期的にプレゼント付のメールマガジン配信中!!

マンションリフォーム研究所へのお問い合わせはこちら

 マンションリフォーム研究所へのお問い合わせはこちら

記事に関する疑問、マンションリフォームに関する悩みや、リフォーム検討中の方、
お気軽にお問い合わせください。

無垢材や自然素材を家づくりは高いと思っていませんか?

新建材もタダではありません。自然素材の価値と差額で考えると自然素材を取り入れる事も可能です。