こんにちは！マンションリフォーム研究所　スタッフの近藤です。

浴室のリフォームをいつ依頼すれば良いかわからない方がいらっしゃるかもしれません。
また、マンションでのリフォームは、一戸建てにはない注意点もあります。

今回は、浴室リフォームのタイミングとその注意点について紹介します。

□浴室リフォームのタイミングとその見分け方を紹介

浴室リフォームの最適なタイミングは築20年以上と言われています。
しかし、20年とはあくまで目安なので、劣化の進行状況によっては早急なリフォームが必要です。
では、その劣化をどのようにして見分けるのでしょうか。

劣化を見分ける方法は日々の清掃の中にあります。
浴室は住宅の中で最も湿気が高く、木材や金属が劣化しやすい場所です。
そのため、劣化が進行すると浴室だけでなく壁や床の劣化まで侵食するかもしれません。

侵食が深刻化すると、昔は落ちていた汚れも落ちにくくなります。
特に、カビが落ちにくい場合は気をつけてください。
カビは湿気による劣化が深刻化した際に発生するため、見つけた場合はリフォームの検討を始めるのがおすすめです。

そのほかにも、水漏れや浴槽のひび割れなどわかりやすい症状もあります。
もし、これらの症状を発見した場合はすぐにリフォームを検討してください。

□浴室リフォームの注意点とは？

マンションの場合、浴室のリフォームで注意するべき点が3つあります。

1つ目は場所の変更です。
マンションはたくさんの人が暮らす集合住宅なので、水道管を個人の都合に合わせて移動できません。
この場合、浴室の移動はマンションの規約に違反するため、変更は難しいです。

2つ目は階下への影響です。
浴室は湿気が高く建材の劣化を防止するため、防水対策は必ず必要になります。
その際、階下への影響を必ず考慮しなくてはいけません。
防水対策を怠ってしまうと、階下の方へ迷惑をかけてしまい、トラブルにも繋がるからです。

3つ目は浴槽の設置です。
リフォームをきっかけにユニットバスに買い替える方が多いと思います。
しかし、浴室の大きさによっては設置ができないかもしれません。
このような事態を防ぐために、あらかじめ浴室の大きさを業者と確認しておくことをおすすめします。

□まとめ

今回は、浴室のリフォームのタイミングとその注意点を紹介しました。
リフォームのタイミングは築20年を目安にしてください。
その際、場所の変更や階下への配慮がしっかりしているかを業者の方に確認するのがおすすめです。