家づくりの資金を貯めるために欠かせないのが『支出の見直し』です。
マンションリフォーム研究所スタッフの近藤です。
日々の買い物、水道や電気の使い方の改善も大切ですが、
少ない手間で大きなコストカットを期待できる支出があります。
それは『保険』です。
終身保険、医療保険、ガン保険など、保険にはいくつもの種類があります。
専門的な知識を持たない人は、どんな保険にどの程度加入すれば良いのか分かりません。
そのため、将来の不安が大きい人ほど多額の保険に加入します。
それが安心感に繋がるからです。とはいえ、私たちは
遺族年金や障害年金、高額療養費の払い戻し制度など、
様々な社会保障制度で守られています。
なので、すべてを保険で賄う必要はありません。
となると、どの程度の備えが必要なのか、ますます分らなくなりますよね。
こんな時は、専門家に相談するに限ります。
でも、本当に信頼できる専門家って誰なんでしょう…。
最近、街角やショッピングセンターの一角でよく見かけるのが
保険の見直しショップ。
複数の保険会社の商品の中から最適なものを紹介してくれます。
相談料は無料ですが、そこで取り扱う保険しか紹介しません。
契約すれば、彼らには報酬が入ります。
ということは?そう、彼らは相談員という名の販売員なんです。
では、ファイナンシャルプランナー(FP)はどうでしょう。
FPの仕事は、相談者の人生の夢や目標を叶えるために
長期的な資金計画を立て、経済的な側面からサポートすることです。
保険だけでなく、税制や資産運用など、お金に関する幅広い知識があります。
また、必要に応じて、弁護士や税理士など、各分野の専門家と連携することもできます。
ただ、FPによって得意分野や相談料金、相談実績は異なるので、
FPなら誰でも良いというわけではありません。
もしかしたら、保険の相談員やFPより、
親戚や友人などの身近な人の方が気軽に相談できるかもしれません。
しかし、知り合いを通じて契約すると、解約がきっかけで
人間関係にヒビが入ることがあります。
専門家として、責任を持って助言しているわけでもありません。
それぞれの特徴を知り、あなたに最適な相談相手を選びましょう。